
カンボジアの首都、プノンペンの大通りで、ストリートチルドレンにあった。兄弟なのだろうか、その幼い子供たちは3人組だった。砂利や釘、ガラス片などの散らばる決して安全とはいえない路面を、裸足で歩きながら必死にゴミ拾いをしていた。
日はとっくに暮れた夜の街を、外灯を頼りにペットボトルを探す子供たち。そんなつらい仕事をして、一体いくらの報酬が彼らの手に入るのだろうか?それがなんの問題解決にもならない偽善行為だと知りながら、私は黙って彼らを見過ごすことが出来ず、ポケットの小銭を与えてしまった。
全部足しても100円にもならないはした金にもかかわらず、大喜びでお礼を言う子供たち…やはりこの子達の後ろに、ただ同然で彼らを使って搾取する、大人の影を感じずに入られなかった。
普段はテレビでどんな感動的ドキュメンタリー番組を見ても、フーンぐらいにしか思わない心の乾いた私だが、さすがに生で遭遇する、あどけないストリートチルドレンの姿にはグッと来た。
長年続いた内戦も終結し、この国が復興にむけて経済成長真っ只中であることは事実である。だが、その一方で我々先進国が積極的に介入してでも解決すべき問題が、確かにあることも間違いないようだ。




